どうしてこんなにも悲しいのか
ベストアーティストでの田口くんの脱退発表を知り、こんなにもショックを受けている自分に驚く。
わたしの担当はKinKiの剛くんであり、関ジャニ∞の横山くんである。
担当でなければ同じグループでもない。
強いて言えば同じ事務所ということ。
だけど、どうしてこんなにも悲しいのか。
それは当たり前が一瞬で当たり前じゃなくなることを目の当たりにしたからではないだろうか。
自担が舞台に立ち、楽しそうにする姿がもう一生見られないかもしれないという絶望感。
KinKiは幾度となく解散説が流れてきた。でも、いつものこといつものこと〜で流してきていたが、もしそれが本当になっていたら?
そう考えただけで、涙が出そうになる。
2人は解散説について幾度となく聞かれて嫌な思いもしただろうが、よくぞ解散という道を選ばないでいてくれたと思う。
そして、ショックを受けているのにはもう1つ理由がある。
それは赤西くんや田中くんの脱退を受けてそれを今のメンバーと乗り越えたと思っていたから。解散危機を乗り越えた・脱退する人を見送り辛い思いをした人だからこそ脱退はないと考えていたこと。
メンバーの脱退を受け止める側の人間からは「どうしても引き止められなかった、ファンのみんなごめんね。」という思いがひしひしと感じられる。
その思いをした人が、メンバーにもう一度その思いをさせることを選ぶとは予想していなかったから。絆が強くなるものだと思っていたから。
だからよりショックを受けたのだと思う。
どのグループだっていつか突然誰かいなくなるかもしれない。そんなトラウマが植えつけられてしまったように思う。
田口くんの脱退理由もわからないままなのでなんとも言えないが、もしかしたら田口くんにとってどうにも代えがたい理由で続けたいけど脱退が1番良い方法だとなったのかもしれない。
本当のことはわからないが、ファンのためにも脱退理由がわかる日が来ればいいなと思う。
わたしなら知りたい。
当たり前が当たり前じゃなくなる瞬間。
急に来るんだな。
1日でも長く自担が楽しそうに笑っている姿を見続けられたらなと思う。
そして自担が少しでも辞めたいと思った時に思い直してもらえるぐらい楽しい思い出をともに作り上げていくファンでありたいなと思う。
一歩踏み出した田口くんと田口くんの意思を尊重した亀梨くんと上田くんと中丸くんが幸せでありますように。