未来への靴音

KinKiのお魚さんと関ジャニ∞のブラックレンジャーとaikoとSnow ManのPhoto Boyについて。

4daysだけなんてもったいない。

今までにこんなにも心を掴まれたコンサートはない。

 

歌を歌えば儚い、尊いという言葉がぴったりと当てはまる。

 喋れば関西のお兄ちゃん、もしくは小学生*1という感じだけど(笑)

わたしは年末恒例。キンキコンに大阪2日間参加してきた。ツアー参加2日目にして私はオーラスを迎えた。KinKi Kidsのコンサートとしては東京2日間もあるが、全部行ったとしても4days。寂しい限りである。キンキにはもっともっともっともっと活動してほしい。いつからかなぁこんなに「2人で」活動してと願うようになったのは。来年に期待大。*2

まぁそれは置いといて、私はKinKi Kids関ジャニ∞を掛け持ちしている。同じ関西ということを売りにしているグループではあるが、コンサートに行くたびこうも違うのかと。

 

1番の違いはファンとの距離感。

 

コンサートに行くとKinKi Kidsは絶対に届かない存在であるということを感じさせられる。一視聴者としてテレビを見ているかのような、2人で盛り上がりすぎてファンがいることを忘れ「あ、ごめんごめん。忘れてた」と言わんばかりに思い出す感じも、この距離感が私は好き。

そしてKinKiは絶対に絶対に絶対に届かない存在であってほしいということを改めて感じた。もちろん関ジャニ∞も届かない存在ではあるんだけれどもエイト自身は自らファンに近づいていこうとする。手を触れられる距離まで自ら降りてきてくれる。だからこそ自分が手を触れられないと自分の方向を見てくれていないと悲しくなる。あぁまたお尻しか見えない…と。しかし、KinKiの場合お尻でもいい。そこにKinKiが存在してくれているのなら。(2人で向かい合って話していると2人だけの世界なのでお尻しか見えないというのがあるある)

どちらがいい悪いという話ではないが、今回のKinKiコンに行って自分がアイドルに求めるものがわかった。1対1になれることよりも何万人のうちの1人であることを求めているのだなと。

 

以前のKinKiのコンサートでアリーナ中央に止まったステージが上がっていき天井席と同じぐらいまで上がるという演出もあった。あれは誰のための演出?という疑問もあったが、あの演出によってKinKi Kidsは孤高の存在であるということをアピールしたのではないかとも思うほど。アリーナのお客さんは見上げると首が痛くなるくらいだった。今となっては良い思い出だけど(笑)

今回のコンサートでKinKiがファンと握手をしたりする場面は皆無。お手振りのみ。毎年のコンサートでもファンとの触れ合いは少ない。でも私は大満足。

 

KinKiはファンとの関係が絶妙によい。

KinKi場合、ファンの近くに行って行うファンサービスでなくMCでの2人の会話、世界観によってファンサービスが完了しているのではないかと思う。

キンキコンの醍醐味といえば、MC。MCが短いものならファンからブーイング。いつもノープランで話すため、MCで1時間程喋ることもある。そのため今回のコンサートは初めから30分で終わるようにとプロンプター*3でカウントダウンされているそう。このことを言うと早速ブーイング。(そうだそうだ!もっと2人の話を聞きたいのだ!) 光一「じゃあこのままMCするのと2~3曲削るのとどっちがいい?」とみんなへの質問に私が迷わずMCと手を挙げたのは言うまでもない。

大阪2日目では、30分からカウントダウンされても話し出すと止まらないKinKi Kidsは結局45分間も話し続けた。

MCのレポは割愛。KinKiの会話は文字に起こすと面白さが伝わらないのがもどかしい。

 

歌にいうことは何もない。

歌唱力に定評があるKinKiではあるが、生はすごい。あの歌声をたくさんの人に聴いてほしい。しかし、コンサートの座席には限りがある。今回大阪がハズレたという声もよく聞いた。たくさんの人に生の歌声を聴いてもらいたいということは自分も入れなくなるかもしれない。だけど、そうだったとしても、たくさんの人に聴いてもらいたいと思う歌声だった。知ってもらいたい、あの素敵な歌声を。2人の声が合わさった時の威力を。

曲の構成に関しては良くも悪くもいつものKinKi。そろそろ歌う曲変えませんか?(笑)

 

来年は20周年目に入る1年と2人は明言している。KinKiは1997年7月21日にCDデビュー。20周年というのには早すぎやしないかい?なんともややこしい。けど、これには訳があると思っている。忘れもしない10周年の時、ツアーやらお祝いやら大々的にやるはずの10周年。KinKiは1日限定東京ドームでのイベントしか行わなかった。他のグループでは盛り上げに盛り上げている10周年。どうしてKinKiは10周年をしなかったのか。これにはKinKi自身も1回限定のイベントをするかしないかという選択肢しかなかったとのちに話す。なにかの番組で中居兄さんが「それはファンの人には特別だっただろうね」という風なことを言ってくれていたのだが、ファンにとってはなんとも辛いイベントだったように思う。なんせ入れない人が多いのだから。東京ドーム詰め込みに詰め込んで6万7000人。これだけしか入れなかった。20周年はこんなことにしないでほしいと思った。そんな過去も含めてこんな前々から20周年を言ってくれているのではないかと思う。そして来年はたくさん会えると2人から聞いた。楽しみで仕方ない。

みんなにたくさん会えます。でも約束は破ります。みんなの想像を超えるためにという2人の言葉を信じて。

*1:KinKiと言えばMCなどでのう〇こ話がつきもの

*2:来年は活動が多くなると大阪コンでKinKi自身が明言している

*3:電子的に原稿や歌詞などを表示し、演者を補助するための装置・システム。コンサートでのKinKiの命